FC岐阜が借金返済

FC岐阜は7月が返済期限だったJリーグ公式試合安定開催基金からの5000万円の融資を、前倒しで返済しました。今西社長いわく、J1を視野に入れていることを信じてもらいたかったから、とのこと。いやはや、あっぱれです。さすがは元日本代表にして、Jリーグ創成期のサンフレッチェ広島の総監督を務めた今西社長です。この心意気が動かぬものも動かしてしまう力になっていくに違いありません。大企業にはとんと無縁の岐阜の地で、プロサッカーチームが根付くためにはどうあるべきか。県内のすべての市町村が出資しているJリーグチームは、J1とJ2の37チームの中でこのFC岐阜だけだということですが、年間100回以上におよぶ県内全ての市町村でのサッカー教室を通した市民との交流が、こうした快挙の根底にはあるのだと思います。というわけで、3年後のJ1昇格、本気で信じています。