2017年に読んだお勧めの本

今年も残すところあとわずか。
1年を振り返る時間がほんの少しあるので,今年はどんな本を読んだかなあと思い起こし,印象に残ってなおかつお勧めしたい本を3冊厳選しました。

七帝柔道記 (角川文庫)

七帝柔道記 (角川文庫)

久々に「小説」を長い時間かけて読みましたが,作者が同年代でなおかつ大学時代の風景がふっとよみがえる懐かしさもあって,とても印象に残る作品となりました。格闘技好きには,以外に知られていない柔道の世界をかいま見ることが出来る点でもお勧めです。

本文の記事の出典をすべてインターネット上で確認できるように配慮されているなど,授業で話題にする時にも安心して利用できそうです。

こちらも,何となく感じていた日本人の特異性が次から次へと明らかにされていく爽快感があります。もちろん,記事の信憑性については自分で確認できるように,出典も非常に細かく明示されています。