お盆休み・その4

お盆休みの最終日に地元・岐阜のプロサッカーチームである「FC岐阜」の試合を観戦しました。2001年に結成された若いチームですが,元名古屋グランパスエイト森山泰行選手を中心に,とんとん拍子にJリーグに近づいてきていて,今年は一歩手前のJFLまで上がってきました。運営母体は,大垣市にある岐阜経済大学が中心となって設立された特定非営利活動法人だそうで,この法人は地域に根ざしたスポーツクラブの実現を目指して,サッカー以外にも陸上競技ラグビーのチームを持っています。


さて,試合はロッソ熊本熊本市)という現在JFL2位でFC岐阜と同様にJリーグ準加盟している強豪との対戦でした。ちなみにFC岐阜は現在4位で,J2への参入(JFLJリーグの下部組織ではなく,独立した組織であるので,「昇格」ではなく「参入」という表現になります)の条件である4位以内をかろうじて保っています。ところで,1位の佐川急便SC滋賀県守山市)と3位のYKK AP富山県黒部市)はJリーグ準加盟をしていないので,J2への参入をかけてこの日の対戦は「Jリーグ準加盟ダービー」と銘打たれていました。その試合は,退場者をそれぞれ出すなど白熱したものとなりましたが,1対1というドローに終わりました。しかし,今季最高の入場者数という7,688人が詰めかけた会場の長良川競技場は,なかなかの熱気に包まれて,久々のスポーツ観戦となりましたがとても楽しかったです。


まだまだJFLの後半戦は始まったばかりで,FC岐阜Jリーグ参入の道もなかなかに険しいようですが,これからも応援したいですね。