お盆休み・その2

帰省先は天栄村という福島県奥羽山脈沿いにある田舎ですが,全国的に名が知られるようになった「喜多方ラーメン」の喜多方市へは車で1時間半ほどの距離。今年の夏はそれはもう東北といえども暑さが尋常ではないレベルだったのですが,こんなときは熱いラーメンでも食べていっぱい汗をかいて暑さを満喫しようということになり,帰省中に一路喜多方ラーメンを食べに行くことになりました。


近いとはいえ,喜多方市を訪れるのはこれが二度目という身ですから,まずはカーナビのない車でどこをどう走れば良いかということに苦心したのですが,なんともあっさりと幹線道路を走っていたら無事に着いてしまいました。これにはちょっと拍子抜けしましたが,そこで待ち受けていたのは猛烈な暑さでした。東北といえども,会津といえば酷暑の代名詞のような場所で,この日は38℃ほどとのことでした。まあ,数日後の40.9℃を記録した熊谷と多治見に比べればなんのそのですが,暑かったです。


しかし,びっくりしたのは,この暑さにひるむことなくやって来ている観光客の多さ。喜多方は,蔵の町として知られる観光地で,市内には2600棟もの蔵が点在しているそうです。それから目を引くのは,暑い中を目当てのラーメン屋さんの前で行列を作っている人々が多いこと。喜多方はラーメン屋さんの数が120以上もあるということですから,いくらでもすいているお店が見つかりそうなものですが,それでも並んでいる人を見ていると,よほど遠方からこだわりの店を探してきたのだろうなと思ってしまいました。まあ,かくいう我々も,お目当てのラーメン屋さん(ミナト食堂)に並んで入ったのですが・・・。


暑さもなんのその。食べ終えて十分満足して帰路につきました。暑いときに食べるラーメンは,なかなかいけます。