猫の年齢

愛猫家(最近,「あいびょうか」ではなく「あいねこか」と読む人が増えているそうなので,注意。やっぱり正しく読めてこそ日本人だと思います。)というほどではないけれど,我が家に猫がいるという環境は,たとえどんなに忙しい毎日を送っていてもふっと心が落ち着きます。猫は,人間の1歳半の子供程度の知能を持つと言われていますから,まあ年がら年中1歳半の子供の世話をしていると思っていただいても当たらずとも遠からじです。


そんな我が家の猫も,この前まで人間に換算して20歳ぐらいかなあといった会話をしていたのもつかの間,なんとこの頃ではもうとっくに僕の年齢を追い越して,50歳手前にまで達しているとのこと。なんでも,猫の寿命はだいたい10年から16年ということで,これをもとに人間の年齢に換算してみると,猫の7歳を境にして高齢期に入るのだとか。ちなみに,猫は生まれてからだいたい1年半ほどで人間の20歳ほどになり,その後だいたい1年で人間の年齢に換算して4歳ほどずつ歳をとっていくそうです。16年(人間に換算して80歳)の寿命というと,なんとも高齢期が長いような気もしますが,これも獣医学の進歩と関わりがあるのでしょう。


ところで,世界最長寿の猫は,ギネスブックで公式記録になっている「34年2ヶ月4時間」のGranpa(グランパ) という猫だそうです。