いよいよ本格的にスタート

 昨年10月から岐阜大学の助手としてスタートを切ってはいたものの、この3月まで東京と岐阜を行ったり来たりの二重生活を送っていたこともあって、今一つ大学人としての実感に乏しい日々を送っていた。が、ついに先週の22日でこれまでの東京での研究に区切りをつけ、岐阜に専属の身となって気分一新。4月から新しい学生を迎えることもあって、あれやこれやと準備に追われる毎日の中,ひそかにやる気モードをみなぎらせている。そこで、とんとご無沙汰になっていた、こちら「備忘録」もついでに模様替え・・・ということで、こんな今どきのスタイルになった次第。果たして、気に入ってもらえるだろうか。

 ところで、これまでも大学の研究室で仕事をしたことはあったけれど、大学の教員として研究を進めるとなると、こちらはまったくの未体験領域。当然のことながら、日本の大学にあっては「研究」一本やりというわけにはいかず「教育」というカテゴリーの仕事にも心血を注がなければならない・・・と、頭では分かっているつもりでも、果たして何をどうすればいいのやら皆目見当がつかない。

 というわけで、この備忘録で「教育」にチャレンジする一教員の姿をさらけ出しつつ、皆さんのお知恵を拝借しようという魂胆なのである。どうなることやら。まあ、大いに楽しみではあるが。