コンニャク芋の花

コンニャク芋の花

5年に1度だけ咲くとも8年に1度だけ咲くとも言われるコンニャク芋の花が咲きました。昨年のコンニャク作り(id:yabet:20090301)に気を良くして,今年はさらに大きなコンニャク芋から作ろうと企んでいたのですが,4月に入った途端に芋からにょきにょきと何やら茎が伸び出し,いつもの葉っぱではないなあと思っていたら,次に気がついたときには花が咲いてしまいました。今日の写真です。コンニャクは英語で「悪魔の舌」と表現されるのですが,その由来はこの花を見れば一目瞭然。ちなみに,花弁のような形の部分は,仏炎苞(ぶつえんほう←漢字変換でなんと一発で出てきました!)と言うそうです。農家でも普通はコンニャク芋の2年ものを出荷してしまうので,5年に1度しか咲かない花を見るのはほとんどないとか。期せずして貴重な体験となったこともあって,大学の研究室前の廊下にしばし飾っておきました。ちなみに,匂いはなんとも表現しがたいもので,同じ階の先生方には少々迷惑だったかもしれません。