大学は後期の講義が始まりました

どこの大学もそう変わらないと思いますが,10月1日から後期の講義が始まりました。例年のごとく,2年生と3年生の学生実験の担当と大学院の講義の担当が1月いっぱいまで続きます。今年は例年と違って,新型インフルエンザのこれからの流行がまさに既定路線のように予想されていますので,とにかく大過なく半年が過ぎて卒業シーズンを迎えられることを願うばかりです。


さて,今年の夏休みはいつにも増してあちこちと移動に次ぐ移動を重ねました。このブログの本来の役割である備忘録として記録に残しておきます。


8月はじめには大学の様子を高校生を対象に紹介する「オープンキャンパス」が開催され,2日間の模擬実験を担当した後,その後の土・日でさらに高校生7人を対象に体験実験講座を担当しました。お盆は例によって福島に帰省の折り,1000円渋滞に大いに巻き込まれつつリフレッシュ。8月末には,ボストンから久しぶりに帰国した友人が参加した「大リーグを大いに語る会」に参加するため,東京に馳せ参じ,大いに旧友をあたためました。


9月に入ると,まずは研究室旅行で郡上に出向き,長良川を下るラフティングに挑戦しました。アメリカのメイン州でラボメンバーと既に経験済みですが,まさかまた日本でやれるとは思いもよりませんでした。そして,9日から11日までは約1年かけて準備を進めてきた「日本糖質学会」の年会の主催として高山に出向きました。600人を超す参加者が充実した3日間を高山で過ごしてくれるかどうかが,こんなに気になるものだとは,初めて学会を主催する立場となって実感することが出来ました。


その翌週は,研究室の3人の博士課程来春修了予定者を対象とした中間発表をすませた後に,空路で弘前に出向き,日本応用糖質科学会に出席しました。今年発足した東北支部のお披露目開催となった大会の主催者には,ゆかりの先生がたくさんおりますし,なにより,シンポジウムのコーディネーターをつとめた恩師に約10年ぶりにお会いしました。


弘前から戻ってくると,今秋から修復工事が始まる姫路城に車で出かけたり,研究打ち合わせのため横浜に出向いたり,糖鎖科学名古屋研究拠点が主催する発表会にメンバーとして名古屋大学に出向いたりとしていたら,10月になりました。


さらにおまけ。5年が過ぎた愛車を車検に出したところ,いろいろと手違いが重なり,あら不思議,ボンネットにおさまるエンジンが完全な新品となって返ってきました。ただいま,ボディは5年の年月を重ねた愛車で,ならし運転を行っています。