ひとつの区切り

平成24年度も今日が最終日。いよいよ明日からは平成25年度が始まります。

平成16年10月に赴任した岐阜大学にも,8年半在籍したことになります。これまで3年以上同じ職場に留まることはなかった浮浪の身にとって,まさに未知の領域を邁進している状態ですが,今日はひとつの区切りの日となります。

6年前に前任の教授が定年退職して以来,研究室を一緒に切り盛りしていた教授が今日をもって定年退職となり,明日からは新規採用となる助教と一緒に研究室を運営していくこととなります。

といっても,自分が「教授」に昇進するわけではなく,今の状態のまま研究室を主宰することとなるわけですが,肩書きはどうあれ,一国の主となる機会を与えてもらえたことに大いに感謝すると同時に,背負う重責もひしひしと感じています。

まあ,無い袖は振れぬわけで,肩肘張ってもしかたないので,これまで通り自分の信ずる研究と教育の道を引き続き歩いていくだけではありますが。