初めての印税

コールドスプリングハーバー 糖鎖生物学 第2版

コールドスプリングハーバー 糖鎖生物学 第2版

昨年12月23日に発売となった「コールドスプリングハーバー 糖鎖生物学」の第2章と第3章の翻訳を担当しました。翻訳者として表紙に名前が掲載されていることも嬉しいのですが,先日,出版元の丸善から印税のお知らせが届きました。訳者が大勢(28人プラス監訳者2名の総勢30名)ということもありますし,値段が25,200円もするいわゆる学術書ですから,出版部数も540部ということで,いただける印税は学生アルバイトの日給ほどと微々たるものなのですが,生涯初めての印税であることにはかわりなく,とても感慨深いものがあります。

「糖鎖生物学」として扱う分野をほぼ網羅していると思われるこの本は,第1版から大幅に改訂されていますし,第一線で活躍している研究者が翻訳を担当し,原書の誤りもかなり訂正されていますので,糖鎖生物学をこれから勉強しようという方にはお勧めです。